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最終盤の攻防

先日の順位戦振り返ります。

矢倉七段の先手三間飛車に自分が居飛穴で迎え撃ち、夕食休憩後から直線の順で叩き合いになり1手争いの終盤に突入して下図。

(新規棋譜)101手

先手玉は詰まず、後手玉は詰めろながらここは当然用意の一手があった。実戦は△4五角▲3三歩成△同桂▲3四桂△同角▲4三歩△同角▲4四銀△2八金と進む。

△4五角は自玉の詰めろを消しながら△1七桂以下の詰みを見た詰めろ逃れ。対して先手は▲3三歩成~▲3四桂と犠打を打ち、一手の猶予を得て▲4三歩~▲4四銀と詰めろで迫る。(▲4三歩は▲3二金からの詰めろ、▲4四銀も▲3三銀成からばらして▲3一龍の筋で詰めろ)
受けていては一手一手の局面だが、△2八金と打って反撃に出る。先手玉は詰まないものの、狙いは▲6六角を引っこ抜くこと。
△2八金以下は▲同銀△同銀成▲同金△3九飛▲同角△同と▲同玉と進み強引に角を引っこ抜きに成功。大量に駒を渡したもののここで△6六角、もしくは△9三角で更にもう一枚引っこ抜けるから勝ちと読んでいた。

残り15分、どちらでも勝ちと思うときほど危ないものはない。

正解手を選んだつもりが直後に致命的な錯覚で負けになるとはこのときは思いもしなかった・・・。


全ての順位戦を観戦できる「名人戦棋譜速報」はこちら→http://www.meijinsen.jp/
是非ご加入頂いて、一年間の戦いを見て頂きたいです。

というか0時過ぎての逆転負け、この悔しさはブログじゃ伝えきれない。。


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非公開コメント

No title

こーゆーのまでブログで公開していただけるとすごい勉強になります!
もっともっとみんなが将棋好きになってくれたら将棋界全体が元気になると思うんですよね^^

No title

つまり118手目△9三角が正着だったということでしょうか。

ソフトに考えさせたところ、本譜120手目△4七桂に替えて△4七銀だと後手有利だったと示してきました。
いささか古い家庭用パソコンとソフトの検討がどこまで正確なのかは私の棋力では全く分かりません。(苦笑)
先生からご覧になって、この手はどうなのでしょうか。

私も居飛車党で、3間飛車相手には穴熊で戦います。
佐藤先生の指し回しはとても参考になりました。
終盤はあのように激しい叩き合いになるのですね。

今回は残念でしたが、佐藤先生が戦い勝利する姿を楽しみに、陰ながら応援していきます。

No title

悔しい、という敗戦にこのような感想は失礼かもしれませんが

観戦していて、エキサイティングな切り合いに、ぞくぞくする楽しさがありました。
応援してます。

No title

やっぱり勝ってた将棋だったんだー。更新ありがとうございます。

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これぞ将棋の面白さですよ。
丁寧な解説は参考になります。ありがとうございました!

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月下のシン

Author:月下のシン
2008年10月1日付けで棋士となった佐藤慎一です。
気づいたら早いもので4年目に突入!
宜しくお願いします。

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