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将棋は逆転のゲーム

今日の竜王戦第三局を衛星放送の中継見ていた人は「竜王3連勝か」と思いましたよね。解説してくれた棋士みなさん先手優勢と言っていたし、実際大盤に現れる変化局面は先手勝ちの変化ばっかりでした。

それもそのはず、先手優勢だったと思うからです。

ただ将棋の勝敗は、アマ有段者の方はご承知だと思いますが、悪手を多く指した方が負けるゲームではなく、悪手を最後に指したほうが負けるゲームなんですよね。

これが例えば、チェスの場合ですと、盤面から駒が減っていって、終盤の紛れというものが減ってきます。勝ちになったらミスする可能性が減りますよね。
囲碁やオセロなんかの場合だと、手数が進むにつれて打てる場所が物理的に減ってくるので悪手を指す可能性が減ってきます。

将棋の場合は・・・終盤になるにつれ、相手の駒を取ったのを再利用できるルールゆえ、選択肢が増える→悪手を指す可能性が上がる→逆転が起きる・・・という、まあ一般的な考え方ですね。

それとこれはわたしの持論というか独自の考えですが、やはり「王手」というものがあるから逆転が起こり易いと思います。

「王手」をかけられた場合、どんな強者でもどんな勝勢の局面でも手を抜くことはできません。

そんな「王手」が盤上の駒だけでなく、盤外の持ち駒から放たれて王手される・・・。

どんな勝ち将棋でも油断したら危ないです(笑)

で、王手と言っても、必ず詰ますために王手を毎回するわけじゃない。「王手飛車取り」などに代表される王手しながら他の駒を取ってしまうという技や(プロが王手飛車を技と言ったらおかしいかもしれませんが笑)、王手をしてわざと相手の王様を危険地帯にひっぱり出す・・・など、王手がらみの終盤での変化は非常に多いです。

更に高度になると「王手をしながら自玉を安全にする」というような指し方もありますし、攻め合いでも勝てそうなところを自玉に絶対王手がかからないようにするまで受けることを「辛い」とも言いますね。

しかしこの「辛い」も、人間だから何度も頓死を食ったり、王手××取りを食らったりと痛いほどしているんで、人間らしいと言えるかもしれません。

いずれにしろ将棋は逆転のゲーム、相手が投了するまで何が起きるかわからない(江戸時代の人は抜刀されることもあったようですし※天野宗歩の小説によると)、しっかり読みぬけがないか確認をし、突然抜刀されないか注意をしましょう(笑)

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Author:月下のシン
2008年10月1日付けで棋士となった佐藤慎一です。
気づいたら早いもので4年目に突入!
宜しくお願いします。

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