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白星

終局は午前0時32分、131手迄。

先手番のわたしが横歩取らずの相掛りに誘導。序盤の細かいことは企業秘密にしておきます(笑)

昼食休憩明けの中盤あたりからスローテンポに。このあたりは「若干指しやすい」と感じていたものの、それを実際に優勢と持っていく局面にはできなかった。本局を振り返ればこのあたり、もう少し時間を使って読みを入れなきゃいけなかった。指しやすい→優勢に持っていかなければ快勝はありえないので。

以降は自分に疑問手連発で形勢を悪くしてまったが、時間切迫の中怪しく粘って最後はどうにか引っくり返ったようです。

下図は最終盤の局面。リーグ最終局らしく最後の場面で。
先手玉は金を渡すことはできません、ということは詰ますよりない。
数手前から全ての詰み筋が見えたときは運を感じた。
実戦詰め将棋、是非お考え下さい(5分で二段クラス、答えはこの記事の一番下に記載します)

(新規棋譜)120手


自分にとっては今回の対局は昇級、降級に関することのない「順位戦」であったけど、成績や勝敗での損得、自分の位置、大袈裟に言えば自分の名前や相手の顔も忘れるくらい将棋盤に没頭できた。
また次の対局に向けて、明日の自分の考えることがたくさん増えたという感じで、将棋指しとして勝っても負けてもベストを尽くせた点では良かったかと思います。










答え
▲53馬△同歩▲22金打△41玉▲32金寄△51玉▲84角
と進み、ここで
a△61玉は▲62飛△71玉▲83桂まで詰み。
b△73銀は▲同角成△同桂▲52銀打△62玉▲72飛まで詰み。
c△73角は▲同角成△同桂▲41飛△62玉▲42飛成△61玉▲83角△71玉▲72龍まで詰み。
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順位一枚

昨日の順位戦の結果を見ましたが、昇級枠が狭き門だし、順位一枚で降級点がついたりと、順位戦の過酷さをあらためて痛感しました。もっとも実際に戦っている将棋指しの、苦衷の心中は……

佐藤先生はとりあえず、六月までリフレッシュなさって下さい。十ヶ月間本当にご苦労様でした。来期こそ昇級争いに絡む活躍をお祈りしています。

質問があるのですが、奨励会は早指し戦で、順位戦は持ち時間六時間の長期戦です。プロ入りしてすぐ指しこなすのに、何かコツのようなものはあるのでしょうか?

No title

佐藤先生、順位戦勝ち越しおめでとうございます。
来期につながる大きな一勝だと思いました。
来期は10枚くらい順位が上がって、視界良好ですね。
四期目の正直でC1昇級を願っております。

別の詰手順あり。こちらは芋筋かも

佐藤慎一さま

 将棋普及のためブログを頻繁に更新公開され、何時もお疲れ様です。先週も、久しぶりに訪問したところ、順位戦での勝ち越し記事を拝見、熟読しました。最終局での勝利と勝ち越し、お目出度うございます。
 で、佐藤さんより読者に「是非お考え下さい」との勧誘がありました指定局面からの詰め手順ですが、直ちに暗算で浮かびました。但し、佐藤さんが掲載されたものとは異なる手順です。
 猶、私は貧しいため、高価な将棋解図ソフトや将棋対局・対戦ソフトは所有してはおらず、全て、私の貧弱な脳味噌を駆使して到達し得た結論です。先達の投稿でも、他の詰め手順が指摘されてはいませんので、以下に勝手に列記致します。悪しからず、御笑覧下さい。

5三馬、同歩、2三桂馬打つ、4一玉、3二金、同玉、3一飛車打つ、2二玉、3三金打つ、1三玉、1一飛車成る、1二金合い、同龍、同玉、1一桂馬成る、1三玉、2三香車成るまで17手詰め。
 猶、手数から云いますと、これは佐藤さんが実際の対局で選択されました「合駒請求の17手詰め」と同手数であり、決して迂回手順とはなっておりません。

 2三に桂馬を打ちますと香車の利きが遮断されるため、「これは一目、不詰めだ」と懸念されたのではないかと推測します。
 ただ、この局面では先手の駒が、3五に歩、3七に桂馬、そして1六に歩が幸便にも在り、それが為に、11手目の1一飛車成るに2四玉と逃げ出しても、3五金引くで詰んで仕舞うのです。
 猶、この作意手順の4手目に2一玉と、こちらの方面に逃げますと、それは、1一桂馬成る、3一玉(1一同玉は、2二金打つ、同飛車、同香車成るの早詰み)、2一成桂、4一玉、3二金、同玉、3一飛車打つ、4二玉、4一金打つまでの早詰みです。

 通常の寄せでは滅多に無い形ですが、佐藤さんが序盤に突いた端の1六歩が、こんな最終盤で活躍するんですね。驚きです。

 先週の土曜日に結論を得てより暫し時間を措き、ネット中継ページの過去棋譜を点検したり、私の詰め手順も再度、反芻してみました。きっと、香車の筋を遮るような寄せは、プロの先生からすれば芋筋であり、それ故に一顧だにせず、惰眠を貪る角を活用する「合駒請求の華麗なる手順」を選択されたものと合点しました。

 どうぞ、来期も御活躍下さい。 

Re: No title

へっぽこさん>コメントありがとうございます。
四期目・・・これが大学ならもう卒業なのになぁ(笑)
上だけを見据えて将棋を指していきたいです。

Re: 別の詰手順あり。こちらは芋筋かも

Yozakura さん>丁寧なコメントありがとうございます^^
書いて頂いた詰め手順、正解です^^
実は記事投稿後、元奨励会の友達やプロ棋士の方からもメールで指摘受けていました(笑)
どうもそちらのほうが簡単で、実戦でなぜそちらが見えなかったのか不思議です。
相手が詰め将棋作家の及川四段だったので、実戦の順で綺麗に詰むことすら計算なんじゃないかと思って最後指していたところがありました。
芋筋こそ盲点になりますからね、何度も読み直すことがやっぱり大事ですね^^

プロフィール

月下のシン

Author:月下のシン
2008年10月1日付けで棋士となった佐藤慎一です。
気づいたら早いもので4年目に突入!
宜しくお願いします。

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