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感と理

羽生先生が以前「直感の7割は正しい」ということを言っていた記憶があります。

天才と呼ばれる羽生先生がそうであるなら、自分の直感は何割正しいのでしょうか(笑)

それはともかく、逆を言えば羽生先生でも直感の3割は間違えていると捕らえると恐ろしく思います。


18日(金)の金井五段との対局は振り駒で先手番となり、横歩取りへ誘導されるも横歩取らずに相掛りの戦形を選びました。
積極的に仕掛けていきましたが、成否は微妙。やや無理気味だったかもしれませんが、小競り合いの末、銀桂交換の駒得となりやや良くなったと思ったところで、後手が△66歩と反撃に転じてきた下図。

(新規棋譜)70手

ここで直感を信じるなら①▲51銀。後手は飛車を逃げている局面ではなく△67歩成から一気に終盤戦へと突入します。
優勢なときは自然な手を指せば良いという理を信じるなら(流れに乗って指すなら)②▲66同歩。対して△54桂と急所に桂を据えてこられて難解。

なので①の▲51銀を掘り下げて読みますが、以下△67歩成▲同金左△66歩▲62銀不成△67歩成▲同金までは一本道。そこで△66歩▲同金△48桂成と下駄を預けられ、▲51銀不成△39成桂▲42銀成△同玉の局面で勝ちがわかりません。先手の持ち駒は飛角金金と持っていますが、2~3筋が広いため後手玉に即詰みがなく、先手玉は詰めろっぽい(先手玉も7~8筋に脱走ルートがあるものの、合い駒請求やらなんやらあるので到底勝ちとは思えない)。

というわけで実戦は②の▲66同歩を選んだわけですが、以下△54桂▲51銀△82飛と今度は飛車を逃げられて△66桂一発だけを狙われて以下は難解な将棋となりました。

どうも図で先手やや良いという形勢判断そのものが間違っていたのかもしれません。

それでも安易に直感に従わず、読みの裏付けが取れないなら勝負を急がずにじっと▲66同歩としたのが本局の勝因になったような気がします。




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解説だ解説だ

私も第一感、▲同歩ですね。△同飛なら、▲6七歩と受けて・・(笑)。△5四桂を打たれて、ゲゲッと思って、7七銀です。

勝利おめでとうございます



Re: 解説だ解説だ

ボスさん>コメントありがとうございます^^
△54桂厳しいんですよね、対して▲77銀本筋でいい手です^^
この場合△46桂と飛ばれて、▲59金なら△48銀、▲67金右なら△48桂成でかなり嫌というか困りそうなのです。お互いに玉が薄く、ひるんだら一編に持ってかれそうな形してるんですね。
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月下のシン

Author:月下のシン
2008年10月1日付けで棋士となった佐藤慎一です。
気づいたら早いもので4年目に突入!
宜しくお願いします。

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