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小悪魔氏

「ブーブー、パターン青。小悪魔氏O駅に襲撃」

先日の金曜日の夜に、Kと小悪魔氏がうちに来た。

おさらいというか、小悪魔氏→天野3段→ブログhttp://ajiajiamano.at.webry.info/(クリックして頂ければ見れます)

わたしは棋士関係のブログはほとんど見てないのですが^^;、小悪魔のブログはよく見てる。


丁度10年前に、自分が18で3段リーグ初参加、そのとき彼は14,5で奨励会有段者だったし、Kはすぐ半年後に3段リーグに入ってきている。


一般的に奨励会はどう思われているだろう??

棋士になるための養成期間とは言うけれど、なれる人のほうが圧倒的に少ないわけで、100は釈然としない。

将棋のエリート集団の若者達、という風に思われる方もいるかもしれないけれど(笑)、エリートなんて言葉は将棋界ではほんとに一握りの人にしか使わないのでそれも違う。

まぁ、棋士になる資質と志を持った若者たちと思って頂ければ一番いいと思います。


そんな中でも、皆がみんな一緒じゃない。目標は「奨励会を抜けてプロ棋士として活躍する」であっても、個人個人は十人十色なわけです。

けれど何となく仲良くなったり、グループ的な感じにもなったりする。それが同期だったり、同じ歳だったり、同じ研究会に入ってたり・・・。
大体はそんな感じなんだけど、小悪魔氏とは全くそういった接点はない。

それなのに自分が18くらいのときからかなり仲が良い。何かのときには彼がいて、自分がいる。

その接点は・・・

恐らく、遊びの才能(笑)

彼と将棋指した回数より、明らかに一緒に麻雀や競馬をやった回数や、飲んだ回数の方が多い。

稀に居る訳のわからない波長、気が合うっていう安い言葉じゃない、その上の上くらいの同調。


自分もKも小悪魔氏も10代で3段リーグに入ってきたから、自分も誰も将棋の才能を疑うことはなかった・・・。



そんな10年後の現在、「地下」と呼ばれるバーで3人+Mさんでお酒を飲んでいた。


そのときにまずは小悪魔氏のブログのことをわたしは話した。

「なんでオレ様とかイケメン言うの?笑」

彼は実生活で全くそんなこと言わないから(イケメンではあるけれど)、その辺は友達としていじってた。


小悪魔氏が聞いてきた

「最後の三段リーグ、上がれなかったらどうしてたの?」

それは、将棋を辞めて、東京から出て、お馬さんの世話をしようとしていていたことを話した。

自分は、将棋という好きなことをずーっとやってきて、その合間に好きなことで遊んだりもしたから、また体一つで好きな世界に飛び込むつもりだったと。

深い意味や訳もない、一回きりの人生なんだから好きなことやるしかないだろうって。


だから彼に諦めたなんて言って欲しくない。実際は違っても、言ってほしくない。

だって、ピンゾロしか勝ちがなくても信じて振れる男だろ?



そんな我々の今、これは痛感したけど女子に弱く子供と仲良し(笑)

なんせ自分達が子供みたいなとこ残したままここまできちゃったからなー。


この日も麻雀→飲み→競馬で36時間くらい過してしまう我々は、あんときから歳とっただけで何も変ってないです。

いいと思うんだよ、それも1局で。



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月下のシン

Author:月下のシン
2008年10月1日付けで棋士となった佐藤慎一です。
気づいたら早いもので4年目に突入!
宜しくお願いします。

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